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ジーニーが「GENIEE RMP」に検索ワードランキング機能を追加した狙いとは


株式会社ジーニーが提供するリテールメディアプラットフォーム「GENIEE RMP」は、ECサイトに検索連動型広告メニューを手軽に導入できるプラットフォームだ。Criteoが展開するソリューションと競合関係にあると言えるだろう。この度同社は、ECサイト内の検索キーワードをランキング化する「トレンドワード機能」を追加した。


検索されるキーワードの想像から発見へ

新機能はECサイト内でユーザーが実際に検索したワードを検索数・CTR・CPCなどを加味してランキング表示するものだ。これにより広告主は、自社商品に関連するキーワードを発見しやすくなる。従来の商品からキーワードを想像するという流れとは逆の、検索実績からキーワードを選定するというデータドリブン型のキーワード選定方法が加わった形だ。


真の狙いはECサイト側の収益改善か

本機能は一見、広告主がキーワードを選びやすくするための機能に見える。しかし、真の狙いは今まで注目されてこなかったキーワードに対する広告主間の入札競争を促進し、ECサイト側の広告単価を引き上げる点にあるように思われる。さらに、意外なキーワードの発見による広告掲載カバレッジの向上も期待できるだろう。リテールメディアにおいては商品ごとの自動キーワード推薦が主流になる中、あえて「ランキング表示」機能を追加した背景には、SSP出自であるジーニーのこだわりがありそうだ。


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